往昔はグスク(城)とグスクをつなぐ道であり、戦乱の世にあっては、兵を率いた武将のあげる閧の声のひびきわたる戦の道であったろう歴史の道は、冊封使が通り、異国の人が好奇の眼をむけた文化交流、政治への道へと姿をかえ、やがてはかろやかな蹄鉄の音を残して早馬の疾駆する道へと役割をかえていきます。
本書は、沖縄版東海道五十三次を現代によみがえらせた新歴史ロマン発掘の度案内です。千五百点にもおよぶ写真資料には、道の文化財五百点を含む、今は失われたリュウキュウマツの並木道、石造技術の粋を集めたアーチ型の石橋、数多くの石畳の道が収録されています。
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