
| 古語 | よみかた | 意味 | 沖縄方言 |
| 阿岐豆 | あきづ | とんぼ | アケジュ・アーケージュー |
| 愛 | かなし | いとおしい | カナサン |
| 猪鹿 | しし | 肉 | シシ |
| 和多 | わた | はらわた | ワタ |
●多様な文化の発展、流入によってその形をどんどん変えていく日本言語を尻目に、琉球方言は古代の言語の特徴を色濃く残しながら、ゆっくりと、しかし確実に独自の言語へと変化していきます。日本本土の言語と沖縄方言の違いを決定づけるものに、音韻の違いが挙げられます。日本言語が5母音(a・i・u・e・o アイウエオ)であるのに対して、沖縄方言には3母音(a・i・u アイウ)しかありません。これは本土のe・oに相当するものが沖縄方言ではi・uに置き換わっているのです。つまり五十音のエ列は沖縄方言ではイ列に変わり、オ列はウ列になるということです。具体的な例としては、
雨(あめ)→アミ 手(て)→ティ 心(こころ)→ククル 雲(くも)→クム
などがあります。